百花蜜と単花蜜について

光にかざすと黄金色に輝く夢心地の甘み。
百花蜜は、とっても貴重な自然の恵みです。

ニホンミツバチとセイヨウミツバチ

「ニホンミツバチ(日本蜜蜂)」は、古来から日本にいる在来種です。

これに対して「セイヨウミツバチ(西洋蜜蜂)」は、ヨーロッパやアフリカ・中央アジアなどを原産地とする外来種で、明治時代に養蜂のために輸入されました。

ニホンミツバチの5倍の蜜が取れるというセイヨウミツバチは全国各地に広まり、ニホンミツバチは減少していきます。

 

現在、国内に流通しているハチミツの約90%(平成29年度)が輸入ですが、さらに残りの国産のほとんどはセイヨウミツバチで、ニホンミツバチの流通量は全体の0.5%足らずだとも言われます。

ニホンミツバチは収穫量も少ないので、それはそれは貴重な幻のハチミツなのです。

 

「百花蜜」と「単花蜜」

ニホンミツバチは、樹花や花々など多くの種類の花蜜を長期間にわたって集める特徴があり、花蜜を求めて約2.5kmを飛ぶとも言われています。

このようにたくさんの花から採蜜され、地域に咲くさまざまな花の蜜がブレンドされたハチミツのことを「百花蜜」と言います。

対してセイヨウミツバチは、例えばレンゲやアカシアなど1種類の植物を蜜源としていて、このハチミツを「単花蜜」と言います。

 

百花蜜は、土地や季節によって蜜が採取される花が異なることから、それぞれの地域地域で違う、その土地ならではの特有の味を生み出します。

 


☆松永さんのワンポイント・アドバイス☆

ハチミツが結晶化してジョリジョリしちゃうことがありますが、そうなってもハチミツの美味しさには、まったく変わりはありません。むしろトーストに塗りやすいかもですね。
それでも結晶を溶かしたいときには湯煎にかけるといいですよ。鍋に45〜60℃のお湯を用意して、蓋をとってボトルをお湯の中に入れ、菜箸などでハチミツをかき混ぜると次第に溶け、30分〜1時間ほどで柔らかいハチミツになります。

にほんみつばちの百花蜜「百花momoka」は上田のハチミツ

自宅の庭と長野県上田市周辺の山々の最適な場所の何ヶ所かに、木の箱を重ねた重箱式と呼ばれる巣箱を置いています。

ハチは上田市周辺のさまざまな花からミツを集めます。

まさに、momokaは「上田のハチミツ」なのです。

百花蜜の味わいは、濃厚で芳醇でありながら繊細!
フルーティーな香り&透明感のあるやさしい甘みが広がって、後味はさわやか!!

単花蜜 〜アカシアのはちみつ〜

アカシアのはちみつ

白い藤の花のようなアカシアから採れるハチミツは女王とも呼ばれ、すっきりとした後味で食べやすいです。

果糖が多く含む為、結晶しにくいわ特徴があります。

save みつばち save the EARTH

「もしミツバチがこの地球上から消えたら、人類はあとわずか4年生きられるだろうか。

ミツバチがいなければ、受粉が行われない、植物はいなくなる、動物がいなくなる、人間がいなくなる。」

-アインシュタイン-